▼ 近視矯正の歴史
近視矯正の手術といいますと、新しい医療と思われがちですが、実は長い歴史を持っています。古くは古代エジプトから行なわれていたと古文書の記述もあります。まぁ、それは確かではありませんし、レーザーで切るようなものではないと思われますので、話の範囲から外しましょう。
本格的な近視矯正手術がスタートしたのは、19世紀末頃からです。アールケーの開発者である順天堂大学の故佐藤教授が1939年に人間の角膜に放射状の切開を施し、近視矯正手術の一歩を築いています。日本で始まったというのが驚きですね。コンタクトレンズも日本が最初ですから、視力矯正の歴史には日本人の貢献が欠かせないと言ってよいでしょう。
しかし、アールケー手術は、角膜の内皮細胞に損傷を与え、角膜混濁の発生などを引き起こしたことから1960年代に入って中止されています。
でも、その経験はその後の近視矯正手術に生かされています。近年の近視矯正手術のレーシックやウェブフロント・カスタム・コニアなどの角膜内皮に支障がない手術法に進歩しています。
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